洋上風力発電施設建設に伴う漁業影響調査
当協会では、社会経済的事情の緊急性に鑑み、洋上風力発電施設建設に伴う漁業影響調査に関する方針等の考え方について、その都度ホームページ上で公表してきたところですが、今般、「漁業影響評価指針」(令和5年6月)を取りまとめ公表した機会に併せ、既にホームページに掲載してきたものにかえて関連する資料を再整理しました。
洋上風力発電施設の建設にあたっては、事業にかかわるすべての関係者が、国民に安全・安心な食料を提供する水産業の重要性について意識を深め、漁業への影響を最小限にとどめ、漁業との共生を実現させていくことが重要です。当協会では、漁業と共生する洋上風力発電事業の実施に資する資料として「洋上風力発電施設建設に伴う漁業影響調査実施要領」をとりまとめ公表(令和5年6月)してきました。しかし、洋上風力発電施設建設は沿岸域の着床式ばかりでなく、沖合域の浮体式も計画される段階に至りました。このような情勢を踏まえ、この度、その両者が漁業に与える影響についても記載し、漁業影響調査の項目を追加修正し公表(令和5年12月)しました。
その後、再エネ海域利用法改正案が国会に提出されましたのを機に、実施要領を改訂しましたので、その概要とともに公表するものです。
- 2024年5月9日
- 「沿岸域・沖合域における洋上風力発電施設建設に伴う漁業影響調査実施要領」
- 2024年5月9日
- 「沿岸域・沖合域における洋上風力発電施設建設に伴う漁業影響調査実施要領の概要」