活動情報

小規模火力発電所の建設に伴う漁業影響調査について

 現在、小規模火力発電所の立地が各地で計画されています。これらの発電計画は、電力消費の盛んな大都市に近い内湾でも多くみられ沿岸漁業への影響が懸念されます。しかし、これら発電所の立地にあたっては、環境アセスメント調査の対象外とされていることから、漁業者から計画実施に伴う影響について懸念の声が上がっています。
 当協会では、このような状況を鑑み、小規模火力発電所建設に伴う漁業影響調査について、原則と基本的な考え方とともに漁業への影響程度による具体的な調査内容等をとりまとめました。

二枚貝類生息環境調査委託事業

 ナルトビエイは有明海において、アサリ、タイラギ等の有用二枚貝類を摂食する外敵生物ですが、その生態学的情報や、有明海における移動・回遊・摂餌生態、摂食による被害の実態が明らかにされていません。
 本事業は、有明海でのナルトビエイの来遊状況、移動経路、摂餌生態、貝類等の餌生物の種類別摂取量等を明らかにするとともに、ナルトビエイの来遊量を定量化し、摂食被害を減少させていくことを目的とし、調査によって得られた成果をリアルタイム情報として発信していきます。

JFSTA NEWS

 「JFSTA NEWS」は(一社)全国水産技術者協会が年6回発行する協会内報です。正会員および賛助会員の皆様に協会の活動状況をお知らせするとともに会員相互の連携を深めるのがその目的です。当協会が発足した翌年の2009年1月に第1号を発行し、現在は全国から送られる会員の近況や水産に関する地域情報、会務報告、さらに賛助会員から寄稿を受けた企業活動紹介等で構成しています。
 この中から、水産に関する地域情報等を抜粋し、HPに紹介します。なお、雑誌のバックナンバーは会員専用ページに掲載しています。

ありあけうみ通信

 「ありあけうみ通信」は(一社)全国水産技術者協会が年3回程度発行するニュースレターです。有明海の漁業者や水産関係者の皆様に、協会が水産庁から受託し実施している「有明海水産基盤整備実証調査」の活動状況をお知らせするとともに有明海の情報を発信するのがその目的です。

沿岸域の豊かな漁業生産の維持に関する報告書

 これまでわが国では、貧酸素水塊や赤潮の発生を閉鎖性海域特有の富栄養化現象ととらえ、化学的酸素要求量、総窒素、総リンの環境基準を定め、陸域における水質総量削減が実施されてきました。一方、栄養塩類の不足によるノリの色落ちなど、漁業生産全体の減少が顕在化しています。そこで当協会は、貧酸素化や栄養塩と漁業生産との関係に詳しい専門家による研究推進委員会を組織し、漁場に於ける栄養塩類不足に関する問題点の分析やその改善策を検討し、沿岸域の豊かな漁業生産を維持するための提言を報告書として取り纏めました。